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早稲田大学 大学院 先進理工学研究科　生命医科学専攻 共同先進健康科学専攻 ​細川正人研究室

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　2021年、早稲田大学 西早稲田キャンパスに設立された細川正人研究室は、デジタル技術を駆使して未知の微生物の潜在能力を解明し、その知見をバイオテクノロジーに応用することで、持続可能な産業発展と人類の福祉向上に貢献することを目指しています。

　私たちの研究は、微生物のゲノム情報を集積・解析・利用するプラットフォームの開発に注力しています。次世代DNAシーケンシング、バイオインフォマティクス、マイクロ流体技術、合成生物学などの最先端技術を駆使し、未知の有用微生物の探索から新しいバイオテクノロジーの開発まで、微生物の無限の可能性を追求しています。

　代表例の１つに、未培養微生物の全ゲノムを単一細胞レベルで解読する先駆的な手法の開発があります。この技術、「bit-MAP®」は、細川が立ち上げた大学発のベンチャー企業、bitBiome社によって商用化され、大学発ベンチャー表彰経済大臣賞を含む多くの賞を受賞し、世界中でその社会実装を推進しています。

　細川は、生物学と工学の融合研究における専門性を活かし、シングルセル解析技術と微生物を用いた革新的なバイオテクノロジーの開発に特に力を入れています。未来の科学者を育成し、共に学び、分野の次世代を築く優秀な学生たちを鼓舞することを使命としています。

　細川研究室では、アカデミアや民間企業との共同研究や議論の機会を常に歓迎し、科学コミュニティへの貢献とネットワーク構築を重視しています。お気軽にご連絡ください。