(25年6月更新) 研究員を募集しています!
- masahosokawa
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細川研究室では、ともに研究を進めるメンバーを募集しています。
早稲田大学細川正人研究室は、2021年に発足した研究室です。
現在、研究プロジェクトをリードする博士研究員 (次席研究員(研究院講師))を募集しています。
どんな職場?
当研究室では、次世代DNAシーケンシング、バイオインフォマティクス、マイクロ流体技術、合成生物学等の先端技術を駆使し、微生物の新たな可能性を探求するテクノロジー開発を推進しています。これまでに独自のシングルセルゲノム解析技術を開発し、大学発スタートアップによる社会実装を実現するなど、世界トップレベルの研究成果を創出してきました。
当研究室の研究員は、これらの技術を習得し、様々な研究プロジェクトに取り組んでいます。例えば、シングルセルゲノム解析技術を用いて極限環境に生息する未知の微生物の解析を行うプロジェクト、世界でも類を見ない規模の未公開の微生物ゲノムデータセットを生かしたバイオものづくりプロジェクトなどがあります。その他の公開されている 進行中のプロジェクトは下記をご参照ください。
研究室は早稲田大学 西早稲田キャンパス(東京都新宿区)を拠点としています。大学内の最先端の装置群にアクセスすることができ、大規模DNAシーケンサー・空間オミックス解析装置・各種化学分析装置・微細加工装置・計算資源が利用可能です。
研究室・PIから提供できること
細川は、バイオベンチャーbitBiome社の創業者CSOとして今も活動を行っています。また、アカデミアの研究プロジェクトとして、JSTさきがけやJST創発の採択実績があります。これらの経験で培ったノウハウやマインドセットは喜んでともに働くチームの皆さんへ共有します。
将来、研究成果を活用した起業・社会実装に興味のある方、研究だけでなく幅広い分野で活躍をした若手研究者、大学院在学中の方、ぜひ当研究室をステップアップの場として活用してください。
注) 早稲田大学細川研究室の研究員募集は、bitBiome社の研究員募集とは異なり、それぞれ独立したものです。
2025年6月の求人
【仕事内容・職務内容】
求める人材:バイオインフォマティクス・トランスクリプトーム解析技術開発を担う研究者
主な職務内容:
当研究室が開発したテクノロジーを活用し、細菌シングルセル・微量トランスクリプトーム解析技術の研究開発に従事していただきます。現在進行中のJST-GteX・創発プロジェクトなどへの参画を基盤として、ご自身の研究関心に基づく生物対象研究や新規テクノロジー開発に主体的に取り組んでいただきます。
充実した研究環境:
・大規模・未公開微生物ゲノムデータセットと解析プラットフォーム
・早稲田大学の最先端研究設備(大規模DNAシーケンサー、空間オミックス解析装置、各種化学分析・微細加工装置)
・高性能計算資源によるバイオインフォマティクスツール開発環境
・新機能タンパク質・二次代謝産物創出を目指すバイオものづくり研究への参画機会
期待する専門性:
トランスクリプトーム解析、バイオインフォマティクス、酵素工学の専門性を持つ方の参画を特に期待していますが、以下の分野に関心を持つ意欲的な研究者を幅広く歓迎します。
【基礎学問分野】
生物工学、微生物学、分子生物学、生化学
【専門技術分野】
オミクス解析(ゲノム・メタゲノム・トランスクリプトーム・空間オミクス)、シングルセル解析、バイオインフォマティクス、酵素工学、タンパク質工学、マイクロ流体工学、AI・機械学習
【実験技術・手法】
次世代シーケンシング(NGS)、分子生物学実験技術(PCR・qPCR・分子クローニング・細胞培養)、生化学実験技術(タンパク質精製・酵素アッセイ・質量分析・クロマトグラフィー)、顕微鏡技術(蛍光顕微鏡・共焦点顕微鏡)、フローサイトメトリー、微生物培養・分離技術
【応用研究分野】
バイオものづくり、マイクロバイオーム研究、合成生物学
研究員募集の概要
採用人数:1名
ポスト名:次席研究員(研究院講師)
待遇:大学規定による (参考: 博士学位取得後1年内採用時で学振PD相当 約430万円)
【期間】
雇用期間:2025年12月1日から2026年3月31日まで (下記注)
【雇用継続について】
本ポジションは、JST-GteX・創発プロジェクト等の複数年研究プロジェクトに従事いただく長期雇用を前提とした採用です。ただし、大学の雇用制度上、年度をまたいだ契約ができないため、当初契約期間は上記の通りとなります。
2026年4月1日以降は年度ごとに契約更新を行い、研究プロジェクトの継続性を踏まえ、2029年3月31日頃までの雇用継続を想定しています。
契約更新は、各年度末において以下の事項を総合的に判断して決定します:
・研究業績および業務遂行状況
・勤務態度
・従事業務の進捗状況
・研究プロジェクト予算の確保状況
・業務継続の必要性
※ 研究プロジェクトの進展により、上記想定期間を超えて雇用を継続する場合があります。
公募期間を問わず、お気軽にご連絡いただき、当研究室のカルチャー・研究内容・待遇など、気になることを確認いただき、ご検討いただければ幸いです。
連絡先: masahosokawa [at] aoni.waseda.jp
細川研究室の研究内容については、webサイトからご確認ください。