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Masahito Hosokawa Laboratory,
Waseda University

Unlocking microbial potential through digital and biotechnology, we aim to drive sustainable industrial growth and enhance human welfare.

​デジタルバイオ融合科学

 早稲田大学細川研究室は、地球上に存在する未知の微生物の潜在能力を解明し、その発見した機能をバイオテクノロジーに応用することで、持続可能な産業発展と人類の福祉向上に貢献することを目指しています。

 この目標を達成するために、私達は微生物のゲノム情報を集約・解析・利用するためのデジタルバイオプラットフォームの開発に取り組んでいます。代表的な研究例として、未培養微生物の全ゲノム情報を細胞1個から解読する革新的な手法を開発しました。この技術は、大学発ベンチャーを通じて商用化されて、様々な研究に活用されています。例えば、私たち人間の体内に存在する腸内細菌、土壌に存在し植物の生育を助けている微生物、超深海や温泉などの極限環境に生息する未知の微生物を発見し、その機能を調べることなどに役立てられています。

 当研究室は、次世代DNAシーケンシング、バイオインフォマティクス、マイクロ流体技術、合成生物学などの先端技術を持ち、微生物の新たな可能性を探求する新たなテクノロジーを日々開発しています。これらのテクノロジーは、私たちの身の回りからまだ誰も知らない未知の微生物を発見することや、微生物が持つ変わった能力を人間にとって有益なものへと作り変える「バイオものづくり」の展開を可能とします。

 私たちと一緒に、未知の微生物の探索やバイオテクノロジーの可能性を探求する学生やスタッフを積極的に募集しています。世界でここにしかないテクノロジーとデータを活かして、唯一無二の研究を一緒に楽しみましょう。

Latest Publications

Single Amplified Genome Catalog Reveals the Dynamics of Mobilome and Resistome in the Human Microbiome: Preprint

ヒト腸内/口腔内マイクロバイオームのプラスミド・ファージ、薬剤耐性遺伝子の分布をシングルセル解像度で明らかにした1.7万個のゲノムカタログです。可動性遺伝因子(MGE)と薬剤耐性遺伝子(ARG)のネットワークを明らかにし、潜在的なARGリザーバーの特定への応用を示しています。

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